1950年代、北欧にて制作された一木削り出しによる木彫ボウルです。
1980年代にパリのアンティークショップにて求めたもの。
当時すでに「用途の器」ではなく、フォルムと質感を鑑賞するオブジェとして扱われていました。
このボウルには、装飾性や技巧を誇示する意図は一切ありません。
あるのは、木という素材そのものと、手の痕跡だけです。
削り跡を隠さず、均整を取りすぎず、それでいて全体として破綻しない。
この「抑制された強さ」は、柳宗悦が語った無名の工の美、そしてプリミティブアートの思想と深く共鳴します。
古道具坂田、目白の蒐集家、民藝・北欧木工・プリミティブアートを横断して見てきた方であれば、
このボウルが
“使うための器”ではなく、“在るための形”であることは
一目でご理解いただけると思います。
量産不可能。
同質の再入荷はまずありません。
正直なところ、
積極的に手放したい品ではありません。
しかし、この価格であれば、
次の持ち主が現れてもよいと考え、出品しています。
■ サイズ
•高さ:約16cm
•直径:約24.5〜25.5cm
※素人採寸につき、多少の誤差はご容赦ください
■ 状態について
1950年代の新品品のため、
経年による風合い・微細なスレはございます。
それらを劣化ではなく“時間の痕跡”として受け取れる方におすすめします。
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